2008年から2009年にかけて、UCLバートレット校教授イアン・ボーデン、バーバラ・ペナー、UALTrain教授渡辺俊夫と黒石の協同企画「センシング・シティーズ」(英国大和ファウンデーション助成)が学部の支援を得て行われました。それはその後学部企画としてベルリン、NY、韓国、中国、マカオなどの大学やアーティストと共に、現地と東京を往復する形で継続しています。グローバル化する都市と公共空間の多様なありかたやライフスタイル文化を、その場所ごとの状況に応じてテーマと方法を工夫してフィールドワーク調査し、その成果を本や映像にまとめています。
2015
Sensing Cities Part9[TOKYO]
2014
Sensing Cities Part8[MACAU]
2013
Sensing Cities Part 7[TOKYO&NYC]
ニューヨークのパーソンズ美術大学のジリー・トラゴノー教授とその学生が来日し、ワークショップとシンポジウムを開催しました。「危機の時代の都市における文化の役割」をテーマに渋谷・代々木・表参道・原宿を舞台にimperial power,youth culture,brand,new downtown の4つの班に分かれて実際に都市を歩き回り、人々にインタビューを行い、ディスカッションと発表を行いました。
2012
Sensing Cities Part 6[SEOUL]
11月にソウルを訪問し、漢陽大学の富井教授や院生に協力を得て風水、韓屋、植民地、清渓川開発についてインタビューを交えた調査、ディスカッションを行い発表しました。
Sensing Cities Part 5[SHANGHAI]
3月28~31日の4日間上海を訪問し、現地調査、発表を行いました。具体的には、蘇州川と開発の関係、都市の緑のネットワークなどのテーマで調査しました。
2011
Sensing Cities Part 4[NYC]
Sensing Citiesの継続企画Part4として、ニューヨークのパーソンズ美術大学ヴィクトリア・マーシャル助教授との都市文化研究コラボレーション授業を行いました。「Public & Private」「都市に住むということ」「Quality of Life」という視点から、マンハッタンという大都市をフィールドワークし、パーソンズ美術大学の学生との意見交換を経て、都市が持つ様々な要素を再発見し、表現する課題に取り組みました。
2010
Sensing Cities Part 3[TOKYO]
ベルリンを中心にサウンド・アートやインスタレーションの分野で活躍するブランドン・ラベル氏と、米国の映像プロデューサーであるケン・エリック氏を東京・青山に招いての、都市環境と空間造形、音、映像、の主題としたワークショップを行いました。身体を通して感応することによって日本の都市が持つ「場」としての魅力を明らかにし、現代的な視点で再発見・再表現しました。またジョン・ケージの生誕100年祭のプレイベントとして国内の現代音楽アーティストによる公開ライブイベント、ワークショップの成果に基づく公開シンポジウムも共に開催しました。
2009
Sensing Cities Part 2[LONDON]
ロンドンを訪問し、UCLのイアン・ボーデン教授やバーバラ・ペナー教授とその学生、またUALの渡辺教授と共に各種ワークショップ、シンポジウムを行いました。この企画は、英日の150年の交流を記念するUK-Japan 2008, Japan-UK 150の公式イベントです。(The Daiwa Anglo Japanese Foundationの助成による。)
2008
Sensing Cities Part 1[TOKYO]
英国大和ファウンデーションの助成を得て、青山学院大学総合文化政策学部[SCCS]の主催による初の国際共同研究とシンポジウム。テーマは都市文化の「創造性」。東京とロンドンを舞台に、「都市」という人工物と、それに感応する「人間」との関係性を問い直しました。ライフスタイル・デザインの新たな理解を模索する試みです。共同研究機関は、ロンドン大学バートレット校[UCL]、ロンドン芸術大学[UAL]の研究所。この企画は、英日の150年の交流を記念するUK-Japan 2008, Japan-UK 150の公式イベントです。(The Daiwa Anglo Japanese Foundationの助成による。)